こんにちは、旅とノリモノです!
旅の始まりから非日常を味わいたい鉄道ファンにとって、夜行列車は特別な存在ですよね。今回は、そんな旅情を最高に満たしてくれる夜行列車「サンライズ瀬戸」を使い、さらに四国フリーきっぷで四国を縦横無尽に巡る、贅沢な4日間の鉄道旅モデルルートをご紹介します。
東京から「サンライズ瀬戸」で移動することで、移動時間も宿泊時間も有効活用。高知の絶品カツオから道後温泉での癒し、そして瀬戸内海の多島美まで、四国の魅力をギュッと凝縮したプランです。鉄道ファンはもちろん、効率よく旅を楽しみたい方や温泉好きの方にも、きっと役立つ情報が満載ですよ!
1. 旅のテーマとルート概要:サンライズ瀬戸で出発!四国を鉄道で一周
今回の旅のテーマは、ずばり「サンライズ瀬戸に乗って、四国を鉄道で一周する!」です。
東京から夜行列車で移動することで、早朝には四国に到着し、1日目からフルに観光や鉄道旅を楽しめるのが最大のメリット。四国内は四国フリーきっぷを最大限に活用し、JR線を自由に乗り降りしながら、高知、松山といった主要都市を巡り、最終的には船で瀬戸内海を渡って広島へ。陸と海の絶景を両方満喫できる、盛りだくさんのルートです。
2. 1日目:サンライズ瀬戸で高松へ!土讃線で高知を目指す
旅の始まりは東京駅から。憧れの**夜行列車「サンライズ瀬戸」**に乗車し、いざ四国へ出発です。清潔感のある個室は、まさに「走るホテル」。揺れを感じながら眠りにつく夜行列車ならではの旅情は、何度経験しても心躍ります。
夜が明け、目が覚めると、車窓にはきらめく瀬戸内海の風景が!本州と四国を結ぶ瀬戸大橋を渡る瞬間は、旅の高揚感を最高潮に高めてくれます。この景色を見るためだけでも、サンライズ瀬戸に乗る価値があると言えるでしょう。
早朝に高松駅に到着したら、ここからは四国フリーきっぷの出番。JR土讃線に乗り換え、最初の目的地である高知を目指します。土讃線は、吉野川の清流や山間部の豊かな緑が織りなす、見飽きることのない景色が魅力。車窓から流れる風景を楽しみながら、高知までの列車旅を堪能しましょう。
3. 2日目:高知グルメと観光を満喫!
高知に到着したら、早速市内観光へ繰り出しましょう。歴史ある高知城や、坂本龍馬ゆかりの地として知られる桂浜など、見どころは尽きません。
そして、高知で絶対に外せないのがグルメ!昼食は、活気あふれる**「ひろめ市場」がおすすめです。ここでは、本場のカツオのたたき**をぜひ味わってみてください。藁焼きの香ばしさともちもちとした食感は、他ではなかなか味わえません。高知の地酒と一緒にいただけば、旅の気分は最高潮に!他にも、屋台の餃子や鍋焼きラーメンなど、高知ならではの美味しいものがたくさんありますよ。
この日は高知市内に宿泊し、明日に備えましょう。
4. 3日目:予土線経由で松山へ!道後温泉で癒される
3日目は、高知から松山への移動です。ただ移動するだけでなく、鉄道ファンならぜひ乗りたいのが、途中で経由する予土線!「しまんトロッコ」などの観光列車も走ることで知られるこの路線は、日本最後の清流と言われる四万十川に沿って走り、雄大な自然を満喫できます。のどかな風景の中をゆっくりと走る列車は、まさに非日常の体験です。
松山に到着したら、まずは日本最古の温泉として知られる道後温泉へ。歴史ある道後温泉本館の佇まいに、きっと感動するはずです。温泉街をゆっくり散策したり、足湯に浸かったりして、旅の疲れを癒しましょう。入浴後は、温泉街でのんびり過ごすのも贅沢な時間です。
この日は道後温泉に宿泊し、心ゆくまで温泉を楽しんでくださいね。
5. 4日目:松山から広島へ!船で瀬戸内海を渡る
旅の最終日は、松山市内の観光からスタート。現存12天守の一つである松山城は、天守閣からの眺めが絶景です。道後温泉本館の周辺も、趣のある建物が多く、散策するだけでも楽しめます。
そして、この旅の締めくくりは、鉄道ではなく船での移動です。松山観光港から広島へ船で移動しましょう。列車から見る景色とはまた違う、瀬戸内海の多島美を海上から眺める時間は、きっと忘れられない思い出になるはずです。穏やかな波と、島々が織りなす風景に、心を奪われること間違いなし。
広島に到着したら、広島空港から飛行機で帰路へ。列車と船を組み合わせることで、陸と海の両方から日本の美しい景色を堪能できる、大満足の4日間となるでしょう。
6. 旅の予算と四国フリーきっぷの活用術
この4日間の旅で、費用を抑えつつ最大限に楽しむためのポイントは、やはり四国フリーきっぷの活用です。
- サンライズ瀬戸: 東京~高松間の運賃・特急料金・寝台料金(利用する寝台タイプによる)
- 四国フリーきっぷ: 四国内のJR線を連続する期間(3日間など)乗り放題になるお得な切符。特急列車も自由席なら追加料金なしで利用できます。(指定席利用時は別途特急券が必要)
- 宿泊費: 高知と道後温泉での宿泊費。
- 食費・観光費: 各地のグルメや観光地の入場料など。
四国フリーきっぷは、JR四国が発売しており、期間や種類がいくつかあります。あなたの旅程に合わせて、最もお得なきっぷを選びましょう。特急列車を積極的に利用し、途中の魅力的な駅で途中下車して、ご当地グルメや観光を楽しむのが賢い使い方ですよ!
7. 旅の注意点と持ち物
この旅を快適に過ごすために、いくつか注意点と持ち物をご紹介します。
- サンライズ瀬戸の予約: 人気の列車なので、利用日の1ヶ月前の10時打ちなど、早めの予約が必須です。
- 四国での移動: 鉄道がメインですが、駅から観光地までバスやタクシーを利用することも考慮に入れましょう。運行本数が少ないローカル線もあるので、事前に時刻を調べておくことが重要です。
- 服装: 四国は温暖な地域ですが、季節によっては気温差があります。特に春や秋は、羽織るものがあると便利です。
- 持ち物: モバイルバッテリー、充電器、常備薬、現金、身分証明書は忘れずに。夜行列車内で快適に過ごすためのアイマスクや耳栓、旅の記録を残すカメラなども持参しましょう。
8. 旅のプロからのアドバイス:四国をさらに楽しむために
- グルメの宝庫・四国! カツオのたたき以外にも、香川の讃岐うどん、徳島の阿波尾鶏、愛媛の鯛めしなど、各地に名物があります。ぜひ計画に組み込んでみてください。
- 四国八十八ヶ所巡りは、歩き遍路だけでなく、鉄道やバスを組み合わせて一部を巡ることも可能です。興味があれば、巡礼気分を味わってみるのも一興です。
- 旅の途中、地元の小さな駅に降りて、静かな町並みを散策してみるのもおすすめです。思わぬ発見や、地元の人との温かい触れ合いがあるかもしれませんよ。
まとめ:サンライズ瀬戸&四国フリーきっぷで、記憶に残る鉄道旅を!
いかがでしたでしょうか?
東京から夜行列車で移動し、四国フリーきっぷを駆使して四国を一周するこのモデルルートは、限られた時間の中でも、鉄道旅の醍醐味、地域の絶景、そして美味しいグルメを存分に味わえる、まさに「乗り鉄」と「観光」を両立させた贅沢なプランです。
この旅を計画する中で、ぜひあなた自身の「乗りたい列車」や「訪れたい場所」を組み込んで、あなただけのオリジナルルートを作り上げてみてください。
さあ、あなたも「サンライズ瀬戸」に乗って、記憶に残る四国鉄道旅へ出発しましょう! このルートで特に気になった区間や、四国のおすすめ情報があれば、ぜひコメントで教えてくださいね!

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